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(2009/10/09)
コグレ マサトいしたに まさき

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プワーっと読みました。

このあいだ読んだWebの記事の方が面白かったなー。
http://azzurro.blog.shinobi.jp/Entry/353/

Twitter、たまぁに開いているんですが、乗れません。
他人に構わない猫にはあまり必要がないようです。。。



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野球の国 野球の国
(2003/03/19)
奥田 英朗

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少し前に読んでたのですが、感想を書いていませんでした。

いやぁ、、、、やっぱり。。。。



奥田英朗は最高!!!!



本作も奥田節全快なエッセイです。
氏が地方に野球を観に行きながら、いろいろつぶやいてます。

特に沖縄編と九州編が秀逸です。
ヒネクレ者が世間を皮肉りながらも人恋しさを押し出してる感が可愛いです。

人間、センチメンタルな時の方が良い文章が書けるのかな。
いや単にあたしが感傷的な文章が好きなだけか。

でも、湿っぽい感傷は嫌なんです。
奥田先生のように、達観した感傷が好きです。

忘れないように、好きな言葉を書き留めておこうと思います。


(テレビを見ない、って話題の後に)
でも、本当の理由は別だ。わたしがメディアを避けるのは、
わたしの神経が、すっかりやわになってしまったからである。

ゴシップ週刊誌の広告の見出しを見るだけで憂鬱になる。
人の悪意と、嫉妬と、欲望に、たじろいでしまう。

そういう自分の弱さが、嫌になる。

-沖縄編-


みんなと同じように面白がれない。のれない。万事がそうだ。
人の輪を外から眺めるのが、わたしの日常になってしまった。
「変わってますね」と言われるのにはすっかり慣れた。
でも、ふと思うことがある。
いったい自分は、どれくらい人とちがっているのだろう―。

おお、セキララ。

-沖縄編-



たいていのものは旨かった。まずかったとしても、面白がれた。
異国に恋するとは、そういうことだ。

-台湾編-


わたしは、心のストライクゾーンがとても狭い人間である。
神経に障ることがいっぱいある。
繊細と言いたいところだが、たぶん狭量なのだろう。
「あれが嫌い、これが嫌い」と毎日のように言っている。

たまに反省もするのだが、性格とセンスは直らない。
-略-

(「コラボ」という言葉が嫌いって話題で)
こういうのは説明できない。
わかる人は「わかるっ」とその場でハッシと抱き合って親友になれるし、
分からない人とは永遠にわかり合えないだろう。

-略-

もっとも、嫌いなものが多いから、好きなものに出会えたときのよろこびは大きい。
映画だって、音楽だって、書物だって、
わたしには「生涯の友」といえるものがたくさんある。

-略-

ええと、話がこんがらがってきました。

-略-

人間を相手にするには、実にしんどいことだ。
いろんな人がい過ぎて、眩暈を覚えるほどだ。

そういう中で、みんな生きている。

-九州編-


行く先々で、街をうろうろと歩いてきた。その土地の人々を眺めてきた。
どうやらわたしは、そういうのが好きらしいのだ。
カードキーをポケットにしまう。マフラーを首に巻いた。
大股で部屋を出る。自然と早足になっていた。
旅は、まだ終わらない――。

-九州編-


引用しすぎたかな^^;

でも、全てがドストライクに自分の感性に沁み込んでいくんです。
もし奥田先生に会ったら、きっと「ハッシと抱き合って親友になれる」くらい分かりあえる気がします。
先生としてはこんな小娘相手に御免だよ、と思うでしょうが^^;

我が人生の師じゃー。言いたいことは全て奥田先生が言ってくれます。

奥田英朗先生、いつも素敵な言葉をありがとうございます。


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チルドレン (講談社文庫) チルドレン (講談社文庫)
(2007/05/15)
伊坂 幸太郎

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別にミスチルが好きだから読んだわけじゃないんだよ・・・。


久しぶりに図書館に行きました!!
カードの更新期限が切れてた

「重力ピエロ」以来の伊坂幸太郎作品。

短編が繋がって長編になっていく話。
奥田英朗のような巧妙さではなく、「つながっていて当たり前」な人々を描いてる感じ。

母親の不倫相手を見つけるところか、出来過ぎてないか??とも思いましたが、
家裁にお世話になるような人たちは、みんなどこかでつながってしまうものなのでしょうか。

ともかく、陣内のような、自由奔放な人になりたいです。
そして永瀬のように凛としていたいです。

鴨居氏存在感薄くないですかね??




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幸福な食卓 (講談社文庫) 幸福な食卓 (講談社文庫)
(2007/06)
瀬尾 まいこ

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真剣ささえ捨てることができたら、困難は軽減できたのに



佐和子のお父さんの遺書に残された、長生きの秘訣です。


家族ってちょっとしたきっかけで、ズレが生じて、
それがいつしかどうしようもなく埋めがたいものになっちゃうんだ。

だけど、そう簡単には壊れないものだから、もっと甘えていい。


江國香織の「左岸」もこんな話だったな。
家族の微妙な距離感の話って、なんでもーも切ないんだろうね。

年取ったなぁ。。。


映画はミスチルの「くるみ」が主題歌なんですよね。
読む前は、また小説ヒット→映画化の安易なやつの主題歌か~、、、と思ってましたが、
「くるみ」の歌詞とよくマッチしてるなー。

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左岸 左岸
(2008/10/11)
江國 香織

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同じ『好き』でも、『好きな作家』と『新刊が出たら必ず買う作家』は違う。

って書評に書いてたのは誰だか忘れてしまいましたが、
あたしにとっての江國香織は後者です。

ただし値段と場所の問題から、文庫になってからですが^^;

「冷静と情熱の間」以来の辻仁成との連作。
Rossoは人生のバイブルと言っていいほどあたしの価値観の一部と化している作品なので、
左岸も期待に胸を膨らませて読みました。

結構分厚い本で、読む前はダレてしまわないかなんて心配してたのですが、
読み出したら、一気に物語の世界に感情移入してしまいました。

茉莉の生き方は、Rossoのあおいほど親近感を覚えるわけじゃなかったけど、
何よりも寺内家が我が家と重なって、読み進めるのが大変なくらいいろんな思いがよぎりました。
もっともっと、家族を大事にしなきゃ。

最近涙腺がもろくなったと本を読んでて痛感。
感動する話に多く出会ってるからなのかな。

年を重ねて、物語が本質として理解できるようになったのかもしれないね。
若いうちにこれを読んでも、きっと分からなかったな、ってのが沢山あるし。

「遠くへ行かなくちゃいけない」っていう惣一郎の言葉がまさに自分とリンクして、
あたしがこれからどういう方向に向かわなきゃいけないのか、
それからいかにそう考えることを避けてるのか、あらためて実感。

右岸はまだ読んでないで星は4.5です。
ラストが物足りなかったから。

でも、Rossoのラストも「そこで終わり??」だったのを「blu」が理想的に終わらせてくれたので、
九と茉莉の思いが最後に繋がってくのか楽しみです。

早く右岸読まねば!!





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シンプルな暮らしに憧れます。 毎日をていねいに、彩りに満ちた生活を送りたいと思いながら、今日もあくせくすごしてます。
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いつの間にか社会人4年目になりました。
旅好きです。
イタリアに住みたいです。

都内の中堅企業で3年10ヶ月を経て、2011年2月、心機一転新たなスタートです。

好きなことしか出来ない性分です。
意外とちっこいですが、たまに噛みつきますのでご注意ください。

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